実はそんな経験が私にもあって、、。渡米してから数年経って日本に一度VISAの事で帰国して、
その時に大学時代の友人達と食事して。大抵の友人達は私？の事を知っていたのだけど、おまけに付いて来た一人の彼は知らなくて、、。
この彼は私の事を、種馬？と以前呼んでいたの。いつも女友達と一緒だったから。
そんなの女子校オッケーのゲイでしょう？傍目からはそんな風に見えていたのかね？って笑いだけど。
その彼も一緒に来て、他の皆は事情を知っているから、近況など話してたら、
彼はもう発狂寸前？まるで私が伝染病患者の様に、一緒のテーブルにも座わって居たくないねって、ポロって言われて去って行った。
数分前迄昔と同じ様に会話していたのに、ゲイって発覚しただけで、この対応？

発覚って言い方は好きでないけど、まるで私が凶悪殺人犯であるがごとく、言葉の暴力だけ置いて去った。
ゲイって言葉は魔力？禁句？数分前迄は和やかに親しげに会話が弾んでいたのに？

大学当時の話に戻るけど、たまたまその時に新聞でゲイの話題が？
多分ロシアだったと思うけど、ゲイが不合法である国で、隠れゲイバーの摘発で、
その時にゲイバーに居た人達が逮捕され、その写真が公開されたのを記事にしたのか、特集にしたのか？

世間ではそれが話題になっていて。その日の大学のゼミで、私のメインな教授もそれを口に出し、あなた達ゲイなんかになりなさんなよって言ったの。

世界的にも有名だったこの教授が、この発言。 ビックリの一言と、あんなに世界中を旅してて、色んな国の人々と出逢って、交流があって、それでもってあの発言？文化人類学なのに？
尊敬していたあの教授のその一言で、私はこの人に認められないんだ？って悟り？
勿論彼女は私がゲイって知らなかったけど、そんな個人的な意見をゼミで言っても良いの？
大学とは言えまだ学生でしょう？学ぶって立場の側にとっては、何もかもが吸収すべき項目って感覚なのに。

その頃丁度アメリカ旅行もしたのだと思う。超親近な友人にはカムアウトして、、やっぱりねって反応と、それでも一緒に居てくれた。
アメリカ旅行して、カストロを観る迄は、私はきっとストレートってライフスタイルを選ばされて人生を送っていたのだと思う。
大学４年の卒業旅行時、既に就職先も決まっていて、帰ったら就職して、結婚して、家族をもって。
偽りばかりの人生、誰を不幸にするの？自分？相手？家族？私の人生はラッキーな事に、今の自分に転がった。
自分で居られる人生に転がった。ライフスタイル？ゲイを選択するのでなくて、ゲイを隠せるようにってのが現状のライフスタイル。
自分で居られない事実、現状って、地獄は知らないけどその状況？その環境を皆が作っているって自覚して欲しいよね。

ゲイってライフスタイルでなくて、ライフなの。
服を選んだり、髪の毛の色を選んだり、プータローになろうと、殺人犯になろうと、ゲイってのは選ぶのではなく産まれ育った事で変えられないの。
それでも宗教上、仕事、家族などの理由でストレートって立場にならなくては？選ばなくてはならない人達、これがライフスタイルなんだよね。

自分に選択があってそれを選ぶってのがライフスタイル。ゲイは、白人、黒人、アジア人、男に女、関係無しにそう産まれたの、ライフスタイルでなくてライフなんだよね。
偽って生きたければそれは自分の自由、それがライフスタイル。でもそれに巻き込まれた相手に家族、何でそこ迄隠してそのライフスタイルを選ぶの？
そう社会がプレッシャーし ているからでしょう？昔誰かが言っていたけど、全世界を敵にしてでもあなただけが見方ならって感じで。
私も全世界が敵でもフランクが見方ならそれで十分。それ以上なにを望むの？人生の最愛の相手に出逢った、それで満足なのでは？そこに周りと交わらなければとか、
違うからとか？何処に本当の自分があるの？ここでも弊害は多々あるけど、それでも自分で居られる人生を歩んでいられる。それって幸せな事だよね。

ちょっと語ってしまったけど、私の体験談を交えてテキストを書きました。そろそろ質問は来ないのでしょうか？